受験の流れ|合格発表発表

東京の中学受験なら!知っておきたい基礎知識

受験の流れ|合格発表発表

中学受験の合格発表は、当日に行われるところが多いのをご存知でしょうか?
中学入試の合格発表は、早ければ即日、遅くとも3~4日以内には行われます。
中学入試に馴染みがなく、高校や大学入試の合格発表の感覚でいる人は、その速さに驚くかもしれません。

現在はインターネットでの発表が発達したこともあり、午前中に受験をした結果が午後早々にホームページで発表される学校も存在します。
また、従来通りの校内掲示や、ホームページ、FAX、電子メール、レタックス、電報など、合格発表の方法は多岐に渡っています。

中学入試の発表が早い背景には、学校側の『入学者数を早く決定したい』という意図があると考えられます。
勘違いすることも多いのですが、『合格者』の数は『募集定員』の数と一致するわけではありません。
合格者の数は、必ず定員よりも多く決められます。
合格者のすべてが、その学校に入学するとは限らないからです。
辞退者が出れば、その分補欠の合格者が出たり、二次募集が行われたりします。
その人数を決めるためにも、合格発表を速やかにし、少しでも早く入学者の数を決定することが必要なのです。

合格発表から入学手続きまでの期間はある程度余裕をもって定められていますが、難関校など、人気のある学校では期間が短いところも少なくありません。
せっかく合格したのに、手続きが間に合わずに入学取り消しになっては意味がありません。
併願を考えるときには、合格発表や手続きの日程も視野に入れて、無駄なく確実に入学手続きをできる学校を決める必要があると言えるでしょう


[執筆者] Y.K(33歳)
都内や静岡、長野などで家庭教師、塾講師をやっていました。(静岡の家庭教師)