受験の流れ|試験日程
東京をはじめとする、首都圏の中学入試の日程はどうなっているのでしょうか?
大学受験や高校受験でも、学校や試験内容によって日程の差があるように、中学入試もある程度の試験日程が決まっています。
また、中学入試は同じ首都圏でも東京や神奈川と、埼玉、千葉、栃木、茨城などで試験日程に一か月ほどの差があります。
首都圏の中学入試の受験日は、12月から2月に集中しています。
入試日は曜日に関係なく各校で毎年同じ日と決まっており、複数の日に入試を受けられる学校も少なくありません。
12月に主に行われるのは、千葉や栃木、茨城などの推薦入試の試験です。
1月に入ると、埼玉や茨木、栃木、千葉などの私立中学の一般入試が始まります。
2月から始まる東京都での私学の一般入試を前に、『お試し受験』としてこれらの学校を受験する子供も多く、特に交通の便が良い埼玉などの学校は人気が高く、応募者数は定員の20倍以上にもなります。
しかし、実質倍率はさほど高くはありません。
2月からは、東京都や神奈川県での私立中学の入試が始まります。
多くの学校が2/3までに前期の入試を行い、その後2/6ぐらいまでは入試ラッシュが続きます。
受験を成功させるには、数か月の入試期間の間、お試し入試、滑り止め、第二志望校、第一志望校と、受験をする数だけ自らのコンディションを整え、集中力と体力を持続させることが必要です。
中にはお試し入試の結果が良くなかったと落ち込んでしまい、その後も実力を出せない受験生もいるといいます。
適度に力を抜き、重要なところで力を発揮できるようにするのがおすすめです。
[執筆者] Y.K(33歳)
都内や静岡、長野などで家庭教師、塾講師をやっていました。(静岡の家庭教師)